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臨床工学科
桃仁会病院は透析療法を中心とした血液浄化治療の専門病院です。当院 臨床工学科では、日々の職務の中で、患者さん一人一人の個人差に配慮して各個人に最適な治療条件を提案することに重点を置いています。
血液浄化治療の中には、透析療法だけでも複数の手法があり、それぞれに特徴があります。また、使用する人工腎臓や医療材料にも様々な材質がありその種類は多肢に渡ります。それぞれの患者さんの年齢や検査データ、および現在の病状や合併症の程度を考慮し、その患者さんに適した治療条件をきめ細やかに組み替えることで、質の高いテーラーメイド医療をお届けできると考えています。
また、当部では学術研鑚とそれに付随した業務効率化にも力を入れています。毎年のように学術論文を発表し、各種業務にフィードバックすることで、最先端のよりよい医療を提供するよう心がけています。近年では、全国でもいち早く超音波診断装置を使用した透析中のシャント管理システムを導入し成果を上げており、府下最大の透析医療機関の臨床工学科門として、その特色に沿ったチーム作りに励んでいます。
これからも、当院の患者さんに高質で心のこもった医療とサービスを提供できるよう日々努力を続けたいと思います。
(医療技術部部長 人見泰正)
桃仁会病院 臨床工学科特設サイト
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