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腹膜透析センター
腎不全治療の在宅透析療法として
当院では、腎不全患者さんの個々の状態(年齢や生活様式、全身状態など)にあった腎代替療法を提供することが非常に重要であると考えており、当センターでは在宅透析療法として腹膜透析を行っております。 腹膜透析は、残存腎機能が保たれる事や時間を有効に使えるといった利点の他に、血圧の変動や体への負担が少ないなど高齢者への利点もあります。
地域の医療機関や訪問看護師との連携を重視し、在宅透析ネットワーク構築にも積極的に取り組み、患者さんに最良の治療を提供できるよう尽くします。 また、腹膜透析―Hybrid透析(血液透析+腹膜透析)―血液透析へのシームレスな医療を提供できるよう心掛けております。

腹膜透析とは
腹膜透析(PD:Peritoneal Dialysis)とはお腹の中に透析液を入れ、腹膜を使って透析(老廃物や水分の除去)を行う治療です。
腹腔内に留置したカテーテルを通して、透析液の貯留、排出を1日に数回(1~5回)、患者さんまたは介助者の方が行う治療です。血圧の変動や体への負担が少ない事や、血液透析と比較すると残存腎機能が保たれるという利点があります。
また2~4週間に1度の診察のため、時間を有効に使え、ライフスタイルに併せた透析療法と言えます。 しかし腹膜の劣化なども起こるため現在は8年程度が継続の限界と言われています。
治療方針
負担の少ない治療を目指します
当院ではカテーテル留置の際に全身麻酔ではなく静脈麻酔(鎮静)+腹部神経ブロックにて手術を行います。術後早期離床が可能であることや全身麻酔による合併症のリスクを減らせるなどのメリットがあります。またカテーテルを留置する手術だけではなくカテーテルのトラブル(感染や閉塞)にも対応しております。患者さんへの負担が少なく迅速な治療ができるよう対応しております。
外来受診方法
連絡先(地域連携課)
地域連携課にお電話ください。受診日時の調整をさせていただきます。
TEL:075-622-2136(直通)
FAX:075-622-2137(直通)
受付時間:
AM 9:00~PM 5:00
外来診察時間
| 曜日 | 時間 | 担当医 |
|---|---|---|
| 水曜日(第2・4) | AM 9:30 ~ AM 11:30 |
小 林 |
腹膜透析センタースタッフ
センター長 小林 達矢
- 日本泌尿器科学会 専門医・指導医
- 日本透析医学会 専門医
- VA血管内治療認定医
- 腹膜透析医学会認定医
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