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医療技術部(生理機能検査科・診療放射線科・薬剤科)

生理機能検査科

透析患者さん特有の合併症を早期発見し、治療に結びつけるため、日々生理検査や超音波検査を行っています。また、患者さんのご負担を少しでも軽減するべく定期的な心電図検査は出張検査で対応しています。

生理検査・超音波検査の検査結果は技師の技量に左右されることも多いとされていますが、一人一人の知識・技術の向上には力を入れており認定制度の取得には努力を惜しまず、超音波検査士(心臓・消化器・血管)はもちろんのこと、血管診療技師、下肢救済足病学会認定師、フットケア指導士などが在籍しております。

臨床検査技師としては最も重要である“正確な検査結果の提供”を心がけています。

実施可能な検査

生理検査

  • 心電図
  • 負荷心電図 ホルター心電図(解析込)
  • ホルター血圧(解析込)
  • 睡眠時無呼吸検査(解析込)
  • ABI/TBI・SPP
  • 神経伝導速度検査
  • 呼吸機能検査
  • など

超音波検査

  • 心臓
  • シャント
  • 下肢動脈・下肢静脈
  • 頸動脈
  • 甲状腺・副甲状腺
  • 整形領域
  • 乳腺
  • 腹部領域
  • などほとんどの全身の検査が可能です。

また、心筋シンチ・骨髄検査・カテーテル検査の補助、
さらには各種顕鏡検査・血液製剤管理なども検査室で行っています。

所属学会

日本超音波医学会、日本超音波検査学会、脈管学会、下肢救済足病学会、フットケア学会

診療放射線科

画像検査は腎不全や透析療法患者さんにとって、心血管、肺、骨・関節の定期検査や合併症の診断に欠かすことができない分野の一つです。

当院では、デジタルラジオグラフィ装置、ヘリカルCT、X線骨密度測定装置、ガンマカメラシステムを備え、24時間対応できるようオンコール体制を整えています。

平成29年度の検査件数

  • ヘリカルCT:1,500件
  • RI:360件
  • DEXA:480件
  • DR(DSA):280件

薬剤科

腎臓が悪くなると、薬を使う上でいろいろな注意が必要になります。

副作用を防ぎ、適切な効果を得るためには、個々の患者の腎機能に応じ、適切な投与量および投与方法を調節することが必要となります。また、腎不全合併症である貧血、骨疾患、心血管合併症などの治療薬は、服用が長期にわたるため、その正しい使い方を知ることが薬の安全性を高め 、その効果を高めることに繋がります。

薬剤科は、皆様が正しく薬を使えるように、薬を知るお手伝いをしたいと考えています。気軽に薬の疑問をしていただける薬剤科でありたいと思っています。